第4章 幼馴染再開
『ただ今戻りましたー!』
山崎「よ、ヨツバちゃん!副長がお怒りだよ!早く行かないと!」
あ。わすれとった。
私は重い足を引きずりながら副長室へ行く
『し、しつれいしまーす。』
土方「そこに座れ」
私は言われたどおり座る。近藤さんもいた。
こっからお説教ターイム
土方「お前。しっかり時間くらい守れ。いいな?」
『はい。』
近藤「まあまあ。ヨツバ殿も反省したことだしいいだろ?」
そうだ!
『近藤さん!お願いがあるのですが…』
近藤「なんだ?言ってみろ!」
『私を真選組隊士として働かせてください。』
二人は驚いた顔をしていた
土方「真選組隊士って!お前!自分で何言ってっかわかってんのか!?」
『はい。わかってるから言ってるんです。私はこの手で人を救いたいと、人を守るために戦いたいと言ってるんです。』
沈黙が流れた。
『お願いします。』
近藤「よしっ!じゃあ、ヨツバ殿。いや、ヨツバ。お前をれっきとした真選組隊士とする!」
土方「近藤さん!?」
『あ、ありがとうございます!』
私は嬉しかった。
『そこでもうひとつお願いなんですが…』
近藤・土方「??」
『"特別隊"と言う隊を作って欲しいんです。』
近藤「なんでた?というかそれはなんのために?」
『これは。人を守るため。この特別隊は近藤さんの後ろ、一番隊の前に立ちます。この隊は命がけの隊です。他の隊士達を、護衛する人達を命がけで守る隊です。私はその隊の隊長にして欲しいんです。私が隊長になって、隊士達をみんなを命に変えても守りたいんです。お願いできないでしょうか』
二人は頭を抱え込んでいる。やっぱり無理かな。
土方「山崎。こればかりは…」
近藤「ヨツバ。よく伝わったよ。特別隊。作ろうではないか!」
土方「近藤さん!?」
『ありがとうござきます!』
良かった。これでみんなを守れる。
土方「はぁー。しゃあねえ。ザキに隊服頼んでおいてやる。明日緊急会議を開く。ザギ。総悟。聞いてんだろ。出てこい」
なんと!退くんと沖田くんが入ってきた。
山崎「ごめんね。ヨツバちゃん。」
沖田「ヨツバ。オメェ、大丈夫なんですかぃ?」
『そこは心配しないで。大丈夫だから』
私は笑顔で副長室を出て行った