第5章 白鳥沢学園男子排球部 その2
実際、先輩達の態度もそうだし、川西の兵藤にたいする仕草がいちいちカンに触る。
『そんな風に我慢するな。俺はお前の笑顔が好きなんだよ。バーカ(ボソッ)』
顔が赤くなる前に兵藤を離す。
『いくぞ。川西。』
川「ああ。」
そう言って、兵藤の頭ををぐしゃぐしゃに撫でる。
川西「クスッ。顔真っ赤。」
兵藤「バッ…バカ!」
2人の背中を見送りながら、こぼした言葉と涙は2人の胸に届いていた。
兵藤(…白布に好きって言われた!?いや、笑顔を、だけど!)
赤かった顔が一気にまたも熱が集まった。
~兵藤side~
笑顔が好きって言われたことと、白布の優しいボイスが耳元で呟かれて背中にゾクってきたのと、生まれて初めて男子にハグされたこと…いろんなことがいっぺんに起こって、頭パンクしそう!!
もう、めっちゃ顔真っ赤…
誰かの優しさに包まれたい…、全部吐き出して、今までよく頑張ったって言ってほしい。そして、ずっと抱きしめてて欲しい…
ってずっと思ってた。