第4章 白鳥沢学園男子排球部 その1
『…そうかな』
川「www。おう。まあ、俺らもゲームやろうぜ」
『おう。…川西は兵藤の事どうなの』
川「んー、まあ可愛い人ランキングで一番上にいるけど、まだ恋愛対象じゃないかな?」
………そうか。コイツも有り得るという事だな。兵藤を狙うかもしれないと…
『…そうか』
川「…なんか、武士が切腹決めた時の様な顔になってますけど!」
『…気のせいだ。』
川「ねえ、その微妙な間は何。なんか凄い事考えてたでしょ」
『別に!ほら、やろうぜ!』
ゲームはなかなか面白い。推薦で入って来た人達の身体能力はやっぱり高いな。
4チームあるので交代でゲームを回すようにした。
だから、休憩中に女子の方を見てみると…
「レフトーー!」
…叫んでいたのは兵藤だった。
「美樹!任せた!」
女バレのトスが上がる。
なんだ、あいつセッターじゃないんだ。
感覚でそう思ったうちに、
グンッ!
兵藤が翔んだ。
『…おお…』
思った以上に安定感のある踏み切りで背中の反らし方が牛島さんに似ているような気がする。
さすが…吹奏楽部…腹筋と背筋がいいバネになってる。
ダンッ!!
オープントスをジャストで捉えて破壊力抜群のボールを床に叩きつけた。