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Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】

第36章 第36章 僕達の引越し協奏曲


少し温めのお湯を張った湯船に、僕は翔くんの胸に凭れかかるように浸かる。

当然だけど、僕の膝の上には智也くんがいる。

「なあ、智?」
「ん?」
「一つ聞いても良いか?」
「なに?」

僕が頷くと同時に、翔くんの腕が僕の腰に回り、胸の先をキュッと摘んだ。

「え、あ、ちょっ…と…」
「お前さ、智也に吸わせてないだろうな?」
「な、何…を…?」

胸の先をクリクリと捏ねられると、僕の素直な下半身はムズムズとし始める。

「何をって、そりゃ…決まってんだろ?」
「わ、分かんない…よ…」

っていうかこの状況、ヤバいんですけどぉ…

「だから、智也に乳首吸わせてないだろうな、って言ってんの」
「は、はあ?」

いやいやちょっと待って?(笑)

「まだ…だけど?」
「そっか…。いいか、お前の乳首は、俺だけのモンだからな」
「ええ、何それ…」
「だから、誰にも吸わせるなよ」

ねぇ、それってさ、もしかして…?

「智也くんにヤキモチ、妬いてんの?」
「お、俺は、餅は焼くより煮た方が好きだ」

は、ははは…、もう意味分かんないや。
でも…

「ねぇ、僕、我慢出来なくなっちゃったみたい」
「え…?」
「だから…さ…、ね?♡」

僕は翔くんの耳に囁いた。
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