Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第36章 第36章 僕達の引越し協奏曲
そのままお風呂で…でも良かったんだけど、さすがに智也くんを抱っこしたままでは…ってことになり、寝室に移動した僕達は、もうしっかりがっちり出来上がった身体を、ビッタリ隙間無く重ねた。
途中何度か、ベビーベッドの柵の隙間から、こちらを見つめる智也くんと目が合って、ちょっとだけ恥ずかしかったりしてさ…
でもさ、誰かに見られてるって、興奮するのね?
「すげぇ…、今日めちゃくちゃ締め付けて来るじゃん」
「そ、そう…?」
「うん、超気持ちイイよ」
「ふふ、もっと気持ち良くなろ?」
その晩の僕達は、これまでと同じ…ううん、それ以上に熱くて甘くて、デロンデロンに蕩けるくらいに愛し合い…
智也くんの鳴き声で目を覚ました僕は、智也くんを胸に抱いた。
すると…
「え、えぇっ…?」
智也くんが僕の胸の先をチュバチュパし始めた。
「マジ…か…」
でも…
「ふふ、擽ったぁい…」
本当のママになれたみたいで、悪くないかも♡
「ねえ、智也くん…」
翔くんはいーっつもエッチなことばっか考えてるし、僕は僕でボーッとしたとこあるし、頼りないとこもいっぱいな僕達だけど、これから宜しくね?
僕達…ううん、僕達だけじゃない、雅紀パパや和や潤、みんなで幸せになろうね?