Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第35章 僕達の青いチューリップ
「しような、結婚…。それで、ずっと愛し合おうな…?」
僕の髪を撫で、僕の額にも、頬にも、鼻の頭にも、それから唇にも、キスをしながらギューって、僕を抱きしめてくれて…
そしたらさ、ずーっと下半身に溜まっていたモノがさ、一気に頂点に向かってに駆け出してさ…
「あ、だめ…、イクッ…、あ、あ、あぁっ…!」
僕は全てを吐き出すと、真っ白になった頭のまま、翔くんの胸に倒れ込んだ。
結局、朝までコースにはならなかったものの、僕が(翔くんもだけど…)目を覚ましたのは、次の日のお昼を過ぎた頃で…
僕的には、腰も痛いし、あんまり外には出たくなかったんだけど、翔くんがどうしてもって言うから、外でランチをすることにした。
沢山運動したせいでペコペコだったお腹を、ハンバーグとパスタで満たし、スーパーで買い物を済ませ、帰ろうとした時、
「ちょっと寄ってきたい所あるから」
翔くんが言うから、僕は仕方なくその後を着いて行った。
「ねぇ、どこ行くの?」
僕が聞いても、
「いいから、黙って着いて来い」
翔くんはそう言うだけで、教えてくれなくて…
僕は痛む腰を摩りながら、翔くんに隠れて唇を尖らせた。