第35章 僕達の青いチューリップ

本音を言うとさ、僕だって本当は“生”の方が良いよ？

だって誕生日だし、フルコースだしね。

でもさ、僕がまたお腹壊しちゃって、んで翔くんにまた後悔させるのは僕も嫌だしさ、仕方ないよね？

僕は床にゴロンと転がると、さっきと同じように足を開き、両膝を抱え込んだ。

｢なんか…、やる気満々じゃね？(笑)｣

｢当たり前でしょ？ ほら、早くプゼレントちょーだい？｣

早くしないとお誕生日が終わっちゃうよ…

｢ったく、普段はのんびりしてるくせに、こういう時だけせっかちなんだよな、サトくんは(笑)｣

だってしょうがないじゃん、待ちきれないんだもん♪

｢よし、ちゃんと力抜いてろよ？｣

｢うん！｣

翔くんが僕の腰を持ち上げ、ヌルヌルでスケスケのお洋服を着たショウちゃんを僕のピーに宛てがい、そして

｢あ、ああっ…｣

躊躇なく僕の中にショウちゃんを捩じ込んだ。

痛くないよ？
なんなら、ショウちゃんの着てる服がヌルヌルで、ローションの代わりになって、割とスムーズに挿っては来るんだけど、なんだろう…

大きさ？

いつもより、ショウちゃんが大きくなってる気がするんだけど…

だいたいそうだな…、1･5倍くらい？

ねぇ、これって僕の気のせいじゃないよね？