Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第35章 僕達の青いチューリップ
早く翔くんのピーをピーにピーして欲しくてワクワクしている僕。
でもなかなか翔くんは僕のピーにピーをピーしてくれなくて、肩越しにチラッと振り返って見ると…
*゚・:。ワァ(・∀・)オ。・:゚*
翔くんがギンギンでガンガンでムキムキになったショウちゃんにお洋服を着せていて…(笑)
でも、元々の手先の不器用さのせいか、それとも規格外に大きくなり過ぎたせいか、なかなか上手く着せられなくて…
「貸して?」
僕は翔くんの手から、ピー専用のお洋服を取り上げると、翔くんのお顔をジッと見つめながら、ショウちゃんにお洋服を着せていった。
「翔くん、出来た♪」
「流石手先が器用なだけあるな(笑)」
「ふふ、ありがと♡」
っていうか、翔くんが不器用過ぎなだけじゃんねぇ?(笑)
あれ?
「でも何でゴムなんて?」
いつもは「絶対生じゃなきゃヤダ!」って言うのに、どうして?
「それはだな、この間みたいなことになっても、面倒だな…と思ってさ…」
この間…?
「あ! ああ、朝までコースでピーして、次の日僕がお腹壊しちゃった、あの時?」
「ま、まあな…。あれは流石に後悔したから…」
うんうん、あの時は確かに酷かったよね…
朝からずーっとお腹痛くて、結局翔くんのお出迎えも出来なかったし、ご飯だって作れなかったし…
大変だったな(笑)