Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第34章 俺達のちょっと大胆な夜
潤の指が俺の中をグチュグチュと掻き混ぜる。
超が付くほど指先不器用なくせに、こういうことだけは器用で…
「気持ち良いの?」
聞かれて、素直に頷いてしまう俺(笑)
「やけに素直じゃん? いつもなら、“そんなことない”って言うのに(笑)」
うん、確かにそうだよね…、だって俺は超が付く程の天邪鬼だから…
でも今日は違う。
智がくれた変テコなドリンクのせいも勿論あるけど、それだけじゃない。
特別な日だから…、だから素直な俺を潤に上げたい。
だから、
「あのね…、早く欲しいの…、指なんかじゃなくて、潤の太くて硬くて…おっきいの…、ここに頂戴?」
赤面必須の台詞だって言えちゃうんだ。
超恥ずかしいけどね?(笑)
俺は潤の指が挿ったままのソコを、伸ばした両手で広げた。
「すげぇ大胆(笑)」
「ふふ、たまには悪くないでしょ、こんな俺も」
「そうだな…、悪くない(笑)」
潤が唇の端を持ち上げて、不敵な笑みを浮かべる。
そして俺の中から指を引き抜くと、俺の両足を持ち上げ、自分の両肩にかけ…
「潤…、俺からのプレゼント、受け取って?」
俺が言うと、それまで不敵な笑みしか浮かべていなかった表情を、少しだけ照れたように綻ばせて、俺が両手で広げたソコに、先端が宛てがった。