Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第34章 俺達のちょっと大胆な夜
既定値をとっくに超えたダムはいつ決壊寸前で…
なのに膝から下ろされて、ベッドにうつ伏せの状態になんかされたら、先っぽがシーツに擦れて…
ゆっくり腰を動かしてみると…、ヤバいくらい…気持ちイイ…
「すげぇ…、腰揺れてんじゃん(笑)」
だって気持ちイイんだもん…
「じゃあ…、ここはどうかな?」
えっ…?
肩越しに振り向いた俺の視界に、ボトルのキャップを開ける潤の顔…
なんてことはない姿なんだけどさ…
俺の目がどうかしちゃってんのかもなんだけどさ…
超カッコイイ♡
…なんて見とれてられるのもそれまでで…
「ひゃっ…!」
お尻の割れ目に冷たくてトロっとした液体が垂らされて、俺の身体が跳ね上がった。
そして…
来るっ!
そう感じた瞬間、そこに感じる痛みと…ちょっとした異物感…
「ん…っ…」
「くくく、中トロットロだけど…、もしかして俺が帰って来る前一人で触ってた?」
「違っ…!」
俺がそんなことするわけないって知ってるくせに…
でも、もし理由があるとすれば…やっぱり智のくれたドリンクのせい…だと思う。
だって…、指一本なんかじゃ、全然足りないんだもん…
もっと太くて硬くて…熱いのが欲しいよ…