Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第34章 俺達のちょっと大胆な夜
覆い被さってくる潤を押しのけ、俺はベッドの上に膝立ちになると、潤にクルリと背中を向けた。
素肌の上に直接エプロンを着けただけだから、当然お尻は丸見えの状態で…
一応紐的なパンツは履いてはいるけど、それだって何の役にも立っちゃいない。
俺は肩越しに潤を見つめながら、腰をフリフリさせながら、腰で結んだエプロンの大きめのリボンをゆっくりと解いた。
ゴクリ…、潤の喉が鳴り、潤の手が俺の腰を掴み、俺の身体は軽々潤の膝の上に乗せられた。
お尻に潤の硬く鳴ったモノが当たって、
「あんっ…!」
思わず声が漏れた。
ヤバっ…、ちょっとした刺激でもイッちゃいそう…
なのにそんなことも知らない潤は、腰を掴んでいた手を滑らせ、今にも爆破寸前の俺の中心と、ツンと硬くなった乳首を摘んだ。
それにはもう…
「ああっ…、触っちゃだめぇ…っ…」
身悶えるしかなくて…
思わず前屈みになった身体を、潤の手が起こそうとするけど、無理で…
俺は一気に駆け上がって来る射精感をやり過ごそうと、乱暴に頭を振った。
「くくく…、自分で誘っといて…、本と和は可愛いね?」
「ほん…と…? 俺…、可愛い…?」
「ああ、超絶可愛過ぎて…、意地悪したくなっちゃうよ…」
えっ…、意地…悪…って?
意味が分からず、首を傾げた俺の中心…それも根っこの部分に、エプロンのリボンの端っこが巻き付けられた。