Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第34章 俺達のちょっと大胆な夜
「嬉しいも何も…、その下がどうなってんのか、すげぇ気になるんだけど…」
「この下…? この下はね…」
すっかり俺の白い肌に釘付けになっている潤を上向かせ、たっぷりのフリルがあしらわれた布を、ギリギリ中心が見えないように、ピラッと捲って見せた。
瞬間、潤が俺の手を掴み、椅子をひっくり返す勢いで立ち上がった。
「えっ…、ええっ…!?」
驚く間もなく俺は抱き上げられ、首にしがみ付くまでもなく、俺はベッドの上に投げ出された。
「じゅ…潤…?」
戸惑いの表情を浮かべる俺の上に、潤がベッドを揺らしながら覆い被さって来る。
「俺を焦らしたら、どうなるか分かってるよね、和?」
「えっと…、それは…、その…」
分かってるよ、潤のことなら何でも…
こうなることは想定済みだから、わざと焦らしてるんだもん(笑)
そうじゃなかったら、こんなにしっかりベッドの横に“お道具”用意したりなんかしないでしょ?
「そんなに…この下がどうなってるか気になる?」
「当たり前だろ? こんな…エプロンの上からでもしっかり形が分かるのに…、気になんないわけないだろ?」
そう…だよね…(笑)
だって俺のジュニア…、何もしてないのにしっかり上向いちゃってんだもん。
っていうかさ、智の奴…、絶対何か入れたよね?