• テキストサイズ

Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】

第34章 俺達のちょっと大胆な夜


智と二人で買い物に行って、ついでに最近オープンしたばかりのスイーツショップに寄ってから、智と翔ちゃんのマンションに向かう。

潤は何かと神経質な奴で…

ついこの間なんて、エアコンの温度1度下げただけで、「寒くない?」って言うし、匂いとかにも敏感だから、帰って来て生姜焼きの匂いなんかしてたら…

俺、秘密にしとく自信ない。

だから、練習場所には、智と翔ちゃんのマンションを借りることにした。

「智はさ、翔ちゃんの誕生日とか、特別なことすんの?」

「うーん…、特にはしないけどぉ、翔くんサプライズとか好きじゃん?」

確かに…

翔ちゃん、智の誕生日とか毎年すっごい念入りに計画練ってるもんな(笑)

智を驚かせたいのと、喜ぶ顔がみたくてさ…

でも潤はダメだ…

潤はサプライズとか…とにかく驚かされるの苦手だから、それこそ驚かせるつもりが、逆に驚かされることにもなりかねない。

けっこう面倒臭い奴なんだよね、潤て…

でもそんな奴に惚れたのは、他でもない俺自身なわけでさ…

面倒臭かろうがなんだろうが、大好きな潤のためなら、頑張れちゃうわけだ。

天邪鬼とか、色々言われるけどさ、実は単純なんだよね、俺って(笑)
/ 628ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp