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Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】

第34章 俺達のちょっと大胆な夜


悩みの種が消えると、一気に睡魔が襲ってくる。

今俺が抱えてる仕事は、わざわざ出社する必要のない仕事だから、つい夜更かししがちになる。

理由はそれだけじゃないけどね?

何せ潤の奴、疲れて来ると性欲が増す体質(?)みたくてさ、俺の顔見ただけで襲いかかって来ようとするんだもん。

こっちはたまったもんじゃないよ…

ま、襲われる度に相手しちゃう俺も俺なんだけどさ(笑)

そんなこんなで、ココ最近寝不足気味だし…、潤がいない今のうちに少し寝とくか…

テレビの電源を落とし、ソファの上でタオルケットを被って横になる。

でも…

「寝れない…」

今朝、出がけに潤が淹れてくれた濃い目のコーヒーがいけなかったんだろうか…、瞼を閉じても眠れない。

こんなに眠いのに?

そっか…俺の場合、目は疲れてるけど、身体はそれほどでもないから…って、そんなことはない。

だって夜な夜な潤に襲われて、あんなことやこんなことされて、散々喘がされて…疲れてないわけが無い。

そうだ、場所が悪いんだな?

俺は智みたく、いつでもどこでも寝れちゃうタイプでもないから、ソファで寝ようと思うこと自体が間違いなんだ。

俺はタオルケットをズルズル引き摺りながら移動すると、一人で寝るには広過ぎるベッドに大の字になった。
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