Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第32章 僕達のバブリーナイト
全身をピッカピカに磨き上げられ、ついでに僕の娘ちゃんの中も綺麗にして貰って、また翔くんに抱っこされて湯船に浸かる。
まだ残るエッチの後の気怠さと、丁度いい感じに設定されたお湯の温度に、ついつい瞼が下がって来る。
ふふ、僕ってば本当に赤ちゃんみたいだ(笑)
「さとちゃん、おねむでちゅか?」
「ばふ…(うん…)」
本当はこのまま寝ちゃいたい気分なんだけど…、そうもいかないよね…
だって翔くんのお腹…さっきからキュルキュル言ってるもん…
はあ…、仕方ない。
僕は赤ちゃんだけど、翔くんのお嫁さんでもあるんだから…
「僕、先上がるね…」
僕は翔くんの腕を解き、湯船から上がったんだけど…
あれ…?
あれれれれ…?
どうしちゃったんだろ…、目の前がグルグルしてる…
「えっ、お、おい、智?」
アハ…アハハハハ…、翔くんのその慌てた顔…、今日何度目だろう?
「なんだか僕…、のぼせちゃったみたい…。お水…飲みたい…」
「み、水か…、ちょっと待ってろ!」
待つよ…、いくらでも待つけどさ…
ってゆーかぁ…
「しょ、しょ、しょ、しょ…くん…?」
それシャワーだよね?
まさかと思うけど…、
「ほら、飲め…」
って、嘘でしょ〜(泣)