Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第32章 僕達のバブリーナイト
救急車を呼ばれる前に気が付けて良かった…、と胸を撫で下ろしていると、僕の身体がヒョイとばかりに、翔くんに抱き上げられた。
「風呂、入れてやる」
「え、う、うん…」
変な翔くん…
いつもなら、「風呂入るぞ」って言うのに、何で今日は「入れてやる」…なの?
そんな僕の疑問は、お風呂場に入ると同時に解決した。
翔くんてば、僕が意識飛ばしちゃったせいで、一時は中断してたけど、また変態さんモード継続中だったみたいで…
狭いお風呂の中で、僕を膝の上に横抱きにすると、ポワポワに泡立てたスポンジで、僕の全身を、それはそれは丁寧に擦り始めた。
何回もイカされちゃって、疲れちゃったけど、僕自分でちゃんと出来るのに…
それに、翔くんのスポンジの動かし方…、超やらしーの(笑)
わざと胸のポッチンをコロコロしたり、息子くんには直接触れることはないんだけど、その周りの密林をクルクルしてみたり…
そんなことされたらさ、いくらイキまくった後とはいえ、反応しちゃうわけで…
「あれれれれ?(笑) さとちゃんてば、エロいんだ〜(笑)」
だーから、その“さとちゃん”ってのやめよーよ…
僕、翔くんに“さとちゃん”って呼ばれる度に、背筋がヒョーッとなるんだもん…