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Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】

第32章 僕達のバブリーナイト


「なあ…」

いい加減両膝が疲れて来た頃、翔くんの呆れたような声がしたと同時に、僕の両手を翔くんが掴んだ。

「は〜ぶ?(な〜に?)」

嬉しくなった僕は、ついつい満面の笑みで翔くんを見つめてしまう。

でも翔くんの顔は険しいままで…

ってゆーかぁ…、呆れてる?

「お前さあ…、何がしたいわけ?」

「バブ?(何って?)」

「あ、そっか…、もしかして赤ちゃんプレイだろ?」

「バ、バブッ!?(は、はあっ!?)」

「なんだ…、それならそう言えば良いのに(笑)」

えっ、えエッ!?
翔くん、もしかしてもしかしなくても誤解しちゃってる?

だって僕がしたいのは、赤ちゃんプレイじゃなくて…

「バーブッ、バーーーッブ!(違うってば〜!)」

必死で抗議してみるけど、翔くんには全然通じない。

それどころか、組んでいた足を徐ろに解いたかと思うと、スッと立ち上がり、部屋の中をキョロキョロ…何かを探し始めた。

そして、

「そうだ、良いこと思いついた♪ ちょっと待ってろ」

って、またしてもモコモコスリッパを履いた足で僕を跨ぎ、リビングを出て行ってしまった。

ねぇ…、僕どうなっちゃうの?

お口の中でどんどん小さくなって行くおしゃぶりキャンディーをチュパチュパしながら、僕は一つ身震いをした。




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この場をお借りして、昨日亡くなられたジャニー喜多川社長のご冥福をお祈りすると共に、最大級の感謝を…


ジャニーさん、沢山の愛と夢をありがとうございました。
安らかに…
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