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Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】

第2章 俺達のちょっと困った事情


結局俺は、潤はおろか、自分自身にも勝てなくて…

気付けばパジャマのボタンは全部外され、ズボンは膝まで下ろされて…

変えたばかりのパンツの中には潤の手があって…俺の分身をそれは慣れた手つきで揉んでいて…

「ん…んくっ…、んんっ…」

俺はというと、ひっきりなしに零れる声を、両手で口を塞いでいて…

でも潤の手が俺の後ろに触れた瞬間、俺の手はその役割を放棄した。

「あっ…、だめっ…、んぁっ…」

俺の先端から溢れた雫を纏わせた指先がゆっくりと俺の中に侵入してくる。

こうなるともう声を抑えるどころの騒ぎじゃなくて…

「だめっ…、そこ触っちゃ…、や…ん…」

俺の身体を知り尽くしている潤の指にピンポイントで攻めたてられると、自然に腰が揺れ始める始末。

勿論それを潤が見逃す筈もなく…

「へぇ、さっきから駄目駄目言ってる割には…揺れてっけど…なんで?」

耳元で囁くように言われて、俺の顔が火がついたみたく熱くなる。

もう…、分かってるくせに…一々聞くなよな…

「じゅ…の…、せい…じゃん…」

気付かない振りしてるけど、さっきから潤の硬いのが、俺の太腿に当たってるし…

「俺? くくく、心外だなぁ…。大体、キス許す和が悪いんだろ? 責任…とってくれる?」

そい言って俺の手を掴むと、すっかり硬くなった潤の中心を、俺の手に握らせた。


って、なんで俺のせいになんのよ…
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