Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第31章 俺達のDIYライフ
唇を離して、ハアハアと息をしながら見つめ合うと、潤がニヤリと唇の端を持ち上げる。
これってさ、次のお強請りを期待してる、ってこと…だよね?
「えっと…」
「“えっと”なに? 言って?」
「あの…、和のお洋服…脱がして?」
あー、もぉ恥ずかしいよぉ…
「服脱がして、それから? どうすればいい?」
「だから…その…、和のお、お、お…」
だめだ、やっぱり言えない!
でも潤の目はキラッキラしちゃってるし…
「言わなきゃだめ…?」
出来れば言いたくないけど、潤の期待に満ち溢れ過ぎた視線がそれを許さない。
「和のおっぱい舐めて!」
…言っちゃったよ…
っていうか、顔…熱い。
俺は思わず両手で顔を覆った。
「どうした? 顔ちゃんと見せて?」
「やだ…」
だって絶対顔赤くなってるしさ、そんな顔を潤に見せるのも恥ずかしいしさ…
そりゃさ、あの最中はもっと凄い顔してるかもしんないよ?
でもさ…なんだよ…
「分かった。じゃあそのままでいいから、服脱がすよ?」
「うん…」
俺は顔を両手で覆ったまま、コクリと頷いて見せた。
するとポワンとベッドを揺らして潤の身体が離れ、俺の腰の上に馬乗りになった。