Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第31章 俺達のDIYライフ
どれだけ寝相が悪くても落っこちる心配のないサイズのベッドにボスッと落とされ、
「キャッ…」
俺は小さな悲鳴を上げた。
「なんだよ…、今日の和…、超絶可愛いくない?」
「そ、そう…かな…」
勿論だけど、智じゃあるまいし(←比べる対象が間違ってる?)、俺はそんな可愛子ぶりっ子なんてしてるつもりはない。
でも潤がそんな俺を見て喜んでるのは確実で…
だったらちょっとくらいは乗ってやってもいいかな〜、なんて思う。
って言うより、俺…もう可愛子ぶりっ子モード入ってるし…
だってだよ?
潤を見上げる両目はパチパチしちゃってるし、オーバーサイズのシャツの袖は、すっかり萌え袖になってるし…、しかも窮屈になった中心が恥ずかしくて、足は内股気味になっちゃってるんだからさ…
可愛子ぶりっ子の定義なんてのがあるのどうかは知んないけどさ、これって“かなり”だと思わない?
「なあ、どうせだったら“お強請り”ってやつしてくれない?」
は、はあ?
お強請り…ですか…?
「いつも俺からだろ? だから今日は和が俺にお強請りしてくれない?」
それは…確かにそうだけど…
大抵いつも潤に言われるがまま、俺は服を脱いで、潤にされるがまま喘いで…、潤に導かれるまま、イカされて…だからさ…