第31章 俺達のDIYライフ

でもさ…

良く考えれば分かったことなんだけどさ、潤が一回で満足する筈なんてなくてさ…

もう一回、もう一回…、と繰り返すうちに、俺の指はどんどん潤の中心に向かって近付いて行って…

｢あっ…！｣

咄嗟に指を引っ込めたけどさ、潤のそこは硬くなっていて…

｢あ、あのさ…、もう終わりにしない？｣

このままだと、確実に発展しちゃうだろうし、そうなったら当然寝るのは遅くなって、結果、寝起きの悪い潤とのバトルは避けられない。

うん、ここはやっぱり…

｢えっ…、うわっ…｣

なんて思ってる間に、俺の身体は潤の腕の中で…

｢先に誘ったの、和の方だからな？｣

って耳元で囁かれちゃったらさ、頭では“だめだ”って分かってんのに、身体はそうじゃなくて…

｢ククク…、耳真っ赤じゃん。可愛いよ｣

そう言って耳朶をカプッと甘噛みされた瞬間、

｢はぁ…っ…｣

俺の口から、熱を含んだ吐息が漏れた。

｢ベッド行く？｣

｢う…ん…、連れてって？｣

あー、俺のバカバカバカッ！

なんでそこで拒否しないかなぁ…

でもさ、最近擦れ違ってばっかだし…、潤は…分かんないけど、俺はちょっと溜まってるんだよね(笑)