Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第30章 僕達の貯金箱
「あっ…、あんっ…、しょ…くん…、激しっ…」
俺の下で、智が顔を歪める。
でもそれは苦痛とか…そんなじゃなくて、明らかに快楽によるもので…
「やっぱ俺…、こっちの方が好きだわ…」
バブー智も可愛いけど(⟵けっこう気に入ってる♡)、やっぱり…
「えっ…、な…に…?」
ポツリ呟いた言葉に、智がトロンと蕩けた目をして小首を傾げる。
「何でもねぇよ…」
「何でもなくない…でしょ…? ちゃんと言ってくれないなら…こうだか…ら…っ…」
智が首に巻き付けた腕で俺を引き寄せ、
「えっ…?」
一瞬気を抜いた、その瞬間…
「うあっ…! ちょ、ちょっ…、さとっ…」
俺のナニを咥えこんだ部分がキューッと締め付ける。
それには流石の俺もどうすることも出来ず…
「だめ…だって…ンなことしたら…」
出ちまう!
「イッちゃいそ…?」
ニヤリと笑って、更にグイグイ俺のナニを締め付けてくる智。
くっそぉ…、いつの間にこんな技覚えたんだか…
でも俺だって負けちゃいられない、やられっぱなしは好きじゃない。
ことセックスに関してはな。
お互い楽しめなきゃ…つか、気持ちよくなきゃ意味がねぇかんな(笑)
俺は上体を起こすと、智の身体を膝の上に抱え上げた。