Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第25章 俺達のスケジュール帳
結局俺は、潤から与えられる前と後ろへの快感に、身体中の水分(…って表現が正しいのかとうかは、分からないけど…)が空っぽになるくらいイカされて…
もう足も腰も立たない状態になった俺は、俺に見えないようにか、こっそり腰を摩った潤の腕に抱かれ、風呂場へと運ばれた。
「大丈夫…か?」
壁に両手を着いたものの、潤の支えなしでは立っていられない俺を、シャワーの飛沫を俺の後ろに浴びせかけながら、潤が今更感たっぷりに俺を覗き込んだ。
っていうか、心配するくらいなら最初っから…なんて気もしないでもないけど、俺もそれなり…いや、かなり…か(?)楽しんじゃったし、文句も言えないか…
それに俺にはもう返事をする気力すら残っていない。
俺は「ダメ…」とだけ返すと、静かに瞼を閉じた。
…のに、
「はぁっ…ん…」
俺の中に残ったモノを掻き出す潤の指の動きにすら反応してしまうなんて…
しかもさ、潤がソレを見逃すことはなくて…
「おいおい、あんだけ出しといて、まだ足りないとか?」
上向いた中心と俺の顔を交互に見ては、目を丸くする。
っていうか、そんなの俺だって知らないよ…
「も…、やだぁ…」
俺の身体、一体どうなっちゃってんの?(泣)