Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第25章 俺達のスケジュール帳
和也side
その効果は絶大で…
いつもなら感じる挿入の痛みも、全く感じない。
それどころか、潤の体温を感じた瞬間から、異常な程の射精感に襲われて…
「あっ…、イクっ…」
俺は何の抵抗もないくらいに呆気なく果てていた。
なのに、
「えっ…、何で…、嘘っ…」
俺の中心は萎えることなく勃ったままで…、って言うよりかギンギン?な状態で…
もうそれ見ただけでもけっこうなパニックなのに、潤の腰が俺の中で暴れまくるから、一瞬俺の身体ぶっ壊れちゃうんじゃないか、って思った。
(実際にぶっ壊れたのは、潤お気に入りのグラスだったけど…)
「すげぇ…、なんだよコレ…。和の中、超絶熱くて…、火傷しそ…」
うっそ…、そんなに…?
半信半疑の俺は、肩越しに潤を振り返った。
そしたらさ、潤の顔…
これまで何度も身体を重ねて来たけど、こんな顔見たことないってくらい必死で…
俺でこんなに感じてくれてんだ、って思うと嬉しさも感じつつ、これがいつの間に仕込まれたか分かんないけど、“あの薬”のせいかと思うと、複雑な心境でもある。
まあさ、なんだかんだ言ったって、ありえないくらい気持ちイイってことに変わりはないんだけどさ…
だって俺の腰、笑っちゃうくらい揺れてんだもん(笑)