Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第25章 俺達のスケジュール帳
潤side
明らかに超絶元気になった中心をひた隠しながら、和が潤んだ目で俺を見上げてくる。
俺はその目を見た瞬間、心の中でガッツポーズをした。
実は待ってたからね、この時をさ(笑)
それにしても、
「半信半疑だったけど…、けっこう効果あるもんだね?」
驚いたよ。
俺はモジモジする和を見下ろし、ヒューと口笛を吹いた。
「ど、どう…いう…こと…?」
徐々に息を荒くしながら、和が俺の組んだ足を掴んだ。
「何を注文したか、って俺に聞いたよな?」
試しても良い的なことも…
「う…ん…」
「俺が注文したのさ、催淫剤なんだけどさ、海外製だったから、イマイチ効果に不安があったんだよね…」
「催…淫…剤…?」
和の潤んだ目が見開かれる。
当然か…
そんなモン、今まで使ったことないし…っつか、必要なかったしね?
別に和の身体に飽きたとかって訳じゃない。
でも流石に毎回同じシチュエーションじゃ、やっぱりマンネリ化だってして来る。
そこで思いついたのが、“催淫剤”だったってわけだ。
俺と和に比べて、翔さんと智は、所謂“そういう関係”になって随分長い。
俺がマンネリ化を感じてるくらいだから、翔さんだってきっと同じように感じてんじゃないかな、ってね。