Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第24章 僕達のカレンダー③
俺は畳み掛けるように智の腰を突き上げた。
そりゃもう、智の腰も、なんなら俺の腰もどうかなっちまうんじゃねぇか、ってくらいに。
そして全身の血流が一箇所に集中したと感じた瞬間、
「智っ…、イクッ…」
「僕…も、イッちゃう…っ…」
俺達はほぼ同時に、身体の中に溜まっていたモノを吐き出した。
「すげ…気持ち良かった…」
全てを絞り出した後も余韻を楽しみたくて、智の中から抜け出ることなく、俺は智の上に覆い被さるようにベッドに身を預けた。
「僕のプジェレント…嬉しかった?」
「ああ、最高のプレゼントだったよ」
「そっか…、良かっ………………………………」
「ありがとな、智…って、寝てんのか〜い!(笑)」
一旦は枕に埋めた顔を上げた俺の目に飛び込んで来たのは、なんとも気持ち良さそうに寝息を立てる智の寝顔で…
「相変わらず早っ(笑)」
でもそうだよな、俺のために沢山頑張ってくれたんだもんな?
俺は眠っている智の額にキスをすると、漸く智の中から抜け出した。
そりゃ疲れるよな?
つか、俺も…
アルコールはすっかり抜けたものの、散々走らされたせいか、疲れた…っつーか…
寝みぃ…
でも智を風呂連れてかないといけないし、でも寝みぃ…
ちょっとだけなら…、いっか…
よし、15分だけ寝て、それから風呂入るか…