Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第24章 僕達のカレンダー③
ローションを纏った指が、智の後ろの口を出挿りする。
一瞬、あの指が俺のナニだったら…なんてことを考えてしまう。
そうなるともう居ても立っても居られなくて…っつーか、俺の我慢も既に限界値に達してるんだよね(笑)
俺はシャツを脱ぎ打てると、自慰に耽る智の両手を掴んだ。
「しょ…く…ん…?」
急に手を止められたからか、息を荒くした智が不安そうにう俺を見上げた。
俺は智の手首を一纏めに壁に押し付けると、汗で額に張り付く前髪をそっと掻き上げた。
「なあ、今日は…さ、生でしていい?」
「えっ、でも…僕また寝ちゃうかも…よ?」
そう、智はいつもセックスが終わると、後の余韻を楽しむ間もなく眠りに落ちてしまう。
一度眠りに落ちた智を起こすのは一苦労で…、でも後処理を怠ると、後々智が大変なことになる。
だから週末以外のセックスにはゴムが欠かせないんだけど…
明日は丁度土曜で会社も休みだし…
まあ、散々走り回ったから、体力的には若干の不安があるけど(笑)
「いいよ、寝ちゃっても」
「お腹…痛くなんない?」
「なんないから心配すんな」
俺の言葉に安心したのか、智が「うん」と頷いて、開いた両足で俺の腰を挟み込む。
「早くちょうだい?」って…