Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第24章 僕達のカレンダー③
俺は俄に痛みを感じた中心に手を伸ばすと、スラックス越しに硬くなり始めた中心を擦った。
でも待てよ?
ここでスラックス汚したりしたら、「クリーニング代がかかる!」って智にまたどやされるのがオチか…
俺は智の手元から一切視線を逸らすことなくベルトを外すと、スラックスと下着を脱ぎ捨てた。
「しょ…くん…?」
智のトロンとした目が俺の中心に釘付けになる。
そして“ふふ”って小さく笑うと、中心を握っていた手を後ろに回し、収縮する小さな蕾を、俺を誘うように指で押し広げた。
挿れてぇ…、って一瞬そう思った。
智もそれを期待してるのも分かる。
でもなぁ…、もう少しこの状況を楽しみたい俺がいるのも事実で…
俺はニヤリと笑うと、智の目の高さまで腰を上げ、反り勃った中心をブルンと震わせて見せた。
「コイツが欲しい?」ってね?
すると智はゴクリ…と、息を一つ飲んでから、
「欲しい…ちょうだい?」
なんて可愛く小首を傾げた。
でも俺は、
「じゃあちゃんと解さないとな?」
意地悪く言うと、ローションのボトルを手に取り、智の中心…先端からトロトロと液体を垂らした。
「あっ…やんっ…」
中心を伝って後ろに流れる液体の冷たさなのか、智がブルリと身体を震わせた。