• テキストサイズ

Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】

第24章 僕達のカレンダー③


枕を重ねたベッドヘッドに凭れ、智が立てた両膝を開き、ジーンズのチャックに手をかける。

ドキドキ…してんだろうな、チャックを下ろす智の手が震えてるから、俺まで妙にドキドキしてる。

「ね…、電気消してよ…」

前を開いたジーンズに手を突っ込み、縋るような目で俺を見る智。

バカだな…、その目がどんだけ俺の欲情を駆り立ててるか分かってねぇのな(笑)

「だーめ。電気は消さない」

「そんなぁ…」

「だって暗くしちゃったら智の可愛い顔見れないだろ?」

ま、可愛いのは顔だけじゃないけどな?

「それに、プレゼントは口ごたえしたりしないもんだぞ? 黙って贈られてろ」

…って、どんな理屈だよ(笑)

「分かったよ…。でもちゃんと見ててよ?」

おっ、開き直ったか?(笑)

「当たり前だろ? なんなら動画でも撮りたいくらいだ」

俺はベッドの上に無造作に置かれた二台のスマホに目を向けた。

スマホに保存しておけば、いつでも智を楽しむことが出来る。

でももしスマホを落としたりしたら…

このご時世だ、智のあられもない姿が全世界に拡散…なんてことにもなりかねない。

それだけは絶対にダメだ。

智のエロい姿を見ていいのは、この世にたった一人…、俺だけなんだから。
/ 628ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp