Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第18章 大人な俺達の危険な夜
ソファーのスプリングは、ベッドに比べると多少固くて、ベッド程は軋まない。
だから下の階に響く…ってことはないだろうけど、声だけは…やっぱり抑えられず…
「あっ…、いいっ…、そこ…、もっと突いて…」
気付けば、俺は声が枯れるくらい嬌声を上げていて…
「雅紀…声…、すげぇぞ(笑)」
なんて言われる始末。
でもしょうがないじゃん…、本気で気持ちいいんだから…
「やっ…、だって抑えらんない…」
「バカ、誰が抑えろっつったよ…。もっと聞かせろって…」
俺の片足を背凭れにかけさせ、腰を掴んだ松岡さんが、腰を送る速度を更に早める。
「ああ…っ…、ふかっ…いよ…」
しかもさ、俺のイイトコをピンポイントで突いてくるから、もう声を抑えるどころの騒ぎじゃないよね(;^_^A
「ね…、も…イキ…そ…」
涙目で訴える俺を、ニヤリと笑った松岡さんが見下ろす。
コレって…、もしかして?
「おめぇ、何とぼけたこと言ってんだ? まだまだこれからだろうが…っ…」
あは…あはは…、やっぱり…?(;^_^A
松岡さんは俺の両手首を掴むと、俺の身体を軽々引き起こし、胡座になった上に俺を乗せた。
「ひゃっ…」
更に深い繋がりに、小さな悲鳴を上げたその時、スマホ…じゃなくて家の電話が鳴った。