Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第12章 僕達の休日の過ごし方
触りたいのをグッと堪えて、言われるままにドアノブを捻る。
するとそれを見計らったかのように、再び翔くんの足技が炸裂し、パーンとばかりに開いたドアの先に、寝起きそのままの状態のベッドが見えた。
あーあ、こんなことならちゃんとカバー直しとけば良かった…、って結局グチャグチャになるんだから同じか…
何だか色んなことを諦めながら、それでも身体の奥深い所から、ジワーリジワリと湧き上がってくる快感は止められなくて…
「ふぅ〜、お前ちーとは痩せろ」
翔くんがドスンとベッドに腰を下ろした瞬間、
「あぁっ…、ダメぇっ…、イク…っ…」
僕のナニの先っぽから、白い液体がトピュンと音を立てて飛び出した。
「えっ…?」
「えっ、えぇっ…、うそ…っ…」
当然…だけど、翔くんも僕も呆気にとられ、暫くの間先っぽから白い液体がトロトロと溢れるのを見ていた。
「な、なあ…、もしかしてさ、これが噂の“トコロテン”ってヤツじゃね?」
「そ、そう…なの…?」
話には聞いたことあるけど、なんならカズからだけど…
まさか僕が体験することになるなんて…
「そんなに気持ち良かったのか?」
触らずにイッてしまったことを言ってるんだろうか?
だとしたら答えは…
「うん…、こんなの初めてかも、ってくらい気持ち良かった…」
しかないでしょ(笑)
実際トコロテンなんてしたの初めてだしσ(//ω//)テヘ