Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第12章 僕達の休日の過ごし方
「やだやだ、下してぇっ…」
だってこんなの…、繋がった部分も丸見えなら、シャキーンとばかりに天井を向いた僕のナニも、ついでに言えば僕の今にも蕩けてしまいそうな顔(ちょっと可愛いかも♪)も、全部丸見えなんだもん。
恥ずかしすぎるよ…
ああ、穴があったら入りたい…いや、挿れたい…か?
違う、”挿れられたい”だ!
あ、もう挿ってんじゃんかぁ!
って、そんなことはどうでもよくて…
「ねぇ、まさかと思うけど…」
このまま寝室へ移動、なんてこと…
「ん? そのまさかだけど?」
シレッと言ってるけど、この体勢って、僕はより深い所まで突かれて気持ちイイけどさ、翔くんは大変なんじゃ…?
「よし、”お膳”は急げだ。行くぞ!」
いやいや、それを言うなら”善は急げ”でしょ?(笑)
あ、でもある意味”お膳”ってのは間違いじゃないのかも?
翔くんは背面駅弁スタイルのまま、器用に足でドアを開けると、ズカズカ寝室へと足を進めた。
当然だけど、翔くんが歩く度に振動が伝わって、それが快感になって僕の全身を駆け巡る。
ああ、もう我慢出来ない!
僕は翔くんの首に回した腕はそのままに、もう一方の手を中心へと伸ばした。
なのにさ、翔くんたらさ…、ホント酷いんだ…
「だーめ、イカせないって言ったでしょ? ほら、ドア開けて?」
って…、もぉ、どんだけ鬼なんだぁ!