Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第12章 僕達の休日の過ごし方
「ふーん、そっか…、そんなに気持ちよかったか…。でもな、智…。俺言ったよな、今日はイカせない、って…」
ドキッ…、言われてみれば確かにそうだけど、でもこれって不可抗力ってヤツじゃん?
「でもお前、イッたよな? しかも大量に…」
「だ、だって仕方ないでしょ? 僕だってまさかトコロテンなんて…」
思ってもなかったんだもん…
それにさ、大体翔くんが駅弁(背面だけど…)なんてするから、いけないんじゃん(>_<)
って、そんな言い訳が通用するわけもなく…
「よーし、今夜はイカせねぇし、寝かせねぇからな!」
えっ、え、え、えぇっ…、嘘でしょ〜(>_<)
イカせても貰えず、寝かせても貰えなかったら僕…、死んじゃうよ…
「覚悟しろよ?」
ニヤリと笑った翔くんが、膝の上から僕をポンと下ろし、ベッドの上にポイッと押し倒す。
あぁ、こうなったらもう覚悟決めるしかないのかな…
「分かった、もう好きにして」
僕はベッドの上で大の字を作った。
それを見て更に顔をニヤケさせる翔くん。
はあ…、僕壊れちゃわないかしら、不安だな…
つか、明日から僕バイトなんですけど?
この連休中、ほぼほぼセックス三昧だったし、ちゃんとお仕事出来るかなぁ…
うぅ〜ん、心配だけど仕方ないよね?
だってこれが僕達の休日の過ごし方なんだもん。
ね、翔くん♡
おわり♥