Wonderful Life〜素晴らしき日常〜【気象系BL】
第9章 僕達の危険(?)な夜
「ほ、ほんとに触り合いっこするだけ?」
なんか信用出来ないんだけど…
「約束する。命かけてもいい」
って、どんだけ大袈裟なんだよ…
でも、そこまで言うなら、
「ちょっとだけだからね?」
なーんて言いながら、実は僕も(正確には僕の”息子君”が、なんだけど)さっきからずっと期待しちゃってんだよね。
僕はお布団の中で身体の向きを変えると、翔くんと向かい合わせになって、Tシャツの胸に顔を埋めた。
そしたら翔くんが待ってましたとばかりに僕の浴衣の裾を捲り上げて、パンツの中に手を突っ込んできた。
「え、ちょ…いきなりっ…」
一瞬腰を引いた僕を逃すまいと、翔くんの腕が僕の腰をしっかりホールドする。
「ほら、智も?」
翔くんが既に固くなり始めている息子君を押し付けてくるから、僕は内心ドキドキしながらも、パンツの上から翔くんの息子君をムギュっと掴んだ。
なのにさ…
「違うよ、ちゃんと直に触って?」
なーんて言うからさ、お布団の中手探りでしっとり濡れたパンツの中に手を突っ込んで、今度は直に握った翔くんの息子君をムニムニした。
「うぉぉ…、気持ちぃ…。智は? 智も気持ちイイ?」
「う、うん…」
大好きな人に触られてて、感じないわけないじゃん…
それに翔くんだけじゃない、僕だって溜まってたしね?
だからかな…
翔くんの手の動きが早くなるにつれて、僕の腰が勝手に揺れ始める。
んで、結果…
「あっ…やらっ…出ちゃう…、んクッ…」
僕はパンツの中、翔くんにニギニキされながらイッてしまった。