• テキストサイズ

いい子悪い子、愛しい子 番外編 《ハイキュー!!》

第1章 マッキー奮闘記


指輪の話題で盛り上がってから、お姉さんは結構いろいろ話してくれた。

もちろんお酒も少なからず頼んでくれたけど、それ以上に俺はそのお姉さんと話せたことが嬉しかった

最初は俺のこと怖がってたのに、普通に話して笑ってくれて・・・


「ホストさんは優しいですね」


そう言われた時、俺はすげえ照れた
かっこいいと言われたことはたくさんあったが、優しいと言われたことはなかったからだ




「じゃあ貴大君ありがとうね~」


約2時間ほど飲み食いした後、常連の客とお姉さんが帰ろうとした。

その時、お姉さんが退店間際に俺の元に来た


「あの…また来てもいいですか?」


それだけのことを俺にこそっと言いに来てくれた
この子はそれを素で言っているのかは分からないけど、今までこんなに嬉しいことはなかった


初めてホストをしていてうれしくなった
ナンバーワンになった時異常だった


「じゃあ、ありがとうございました」


と、お客さんは店を後にしていった
常連を相手にしていた奴と2人で客を見送る



だが、俺はそのまま店を飛び出して彼女たちを追った



俺が暮らし慣れたネオンがまぶしい街だが、今俺が探しているのは・・・




「ねぇ!!」



俺がやっと見つけた・・・一つの光




「あの・・・君の名前、教えてくれない?」







*END*




/ 69ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp