第14章 Op.14 ペナルティ【R-18】
(これは隠しても…いずれバレるよね……)
レオナは意を決してクロードに告げた。
「ルイがね、使ってない部屋を持ってるっていうから貸してもらうことにしたの」
…クロードの横顔は
僅かに揺れたように見えた。
しかし前を見据えたまま
ふっと笑う。
「へぇ、そうか…よかったな」
「う、うん…」
クロードの反応は至って普通だった。
(もっと…怒られるかと思った)
ルイの紹介というだけで「スキャンダルになるからやめろ」と反対されるかと思っていたレオナは
クロードの反応が意外で仕方なかった。
「まぁ、これから忙しくなるだろうからその『新居』にもあまり帰れないかもしれないがな」
「…そうだね、今日の会議の感じじゃ、そうなりそう」
そうこうしているうちに
車はクロードの家に到着していた。
レオナは降りようと
シートベルトの金具に手を掛けた瞬間
「え」
クロードにその手を捉えられた。
「な、なに?クロード」
クロードは何の感情もない顔でレオナを覗き込むと
そのまま覆いかぶさってきた。
「え?ええ?!」
そのままレオナのシートが倒され
フラットになったシートにレオナは組み敷かれた。
「クロード??」
「……俺が前に言った言葉、覚えてるな」
きっとそれは
ルイとスキャンダルになるな、というあれのことだろう。
「わかってる、よ…」
その言葉にクロードは
一層冷淡な視線で見下ろして
スカートをまくりあげた。
「やっ……!」
そしてそのまま
レオナの片足を上へと持ち上げた。
「…じゃあこれは一体何なんだ」
「………っ!」
クロードは内腿に散らされた赤い花弁をわし掴む。
「……ど、どうして…」
うろたえるレオナにクロードは冷たく言い放つ。
「…お前は隠してるつもりだろうが、身体中からにじみ出てんだよ…」
そして
クロードはそのまま
下着の横から指を差し入れて
レオナの蜜壺をまさぐった。
「いやっ……!!」
クロードはそのまま乱暴に指を出し入れし始めた。
すぐに卑猥な水音が車の中に響き渡る。
「や…やめ…あっ……ぁ…っ」
するとクロードは指をひきぬき
白濁に満ちた蜜を眺めた。