第13章 Op.13 新居【R-18】
次の瞬間ルイは
レオナの耳元に唇を寄せ、甘く食んだ。
ぞくりと甘いしびれが
全身へめぐる。
「…ぁあっ…!」
びくん、と身体が震え
声が自然に漏れる。
ルイは熱い舌で
レオナの耳を犯していく。
「…んはぁっ……ル、イ…あぁっ…」
身体を這う快感が止まらない。
だんだんと、理性や思考が飛んでいく。
(ルイ…ルイ……)
「…レオナ、好きだよ」
耳元で、ルイの掠れた声が響く。
「…っ!」
「ずっと…君に魅かれてた」
ルイの言葉を、そのまま信じることができない。
「…う、そ…だよね」
「…ごめん、嘘じゃない」
ルイはレオナに顔を寄せて、瞳を覗き込んだ。
「…君のことが、ずっと気になって…仕方なかった」
「……」
「君の歌を聴いて…美しくなっていく君を見て……ずっと気になってたんだ」
ルイはそっとレオナの髪をかきあげた。
「ごめん…許して……もう止められない」
切なげにそう言うと
ルイは首筋の方へ唇を落としていった。
「あ……ル、ルイ……」
ブラウスのボタンが外され、キスは胸元へと落とされていく。
「あっ……ぁ…」
気付けばあっという間に下着も外され、胸があらわになっていく。
「…やっぱり綺麗」
「…や…ルイ…」
言葉にされると恥ずかしさがこみ上げる。
「……もっと、見せて…レオナのこと、知りたい」
ルイの指が優しくレオナの胸を揉みしだき
頂を弾いていく。
「あぁっ……ぁ……や…っ」
レオナの身体がビクン、ビクンと震える。
「ねぇ…気持ちいいの…?」
ルイは分かりきったことを聞く。
「……ぁ…っ…」
返事を返すこともできない。
ルイはすっと身を起こすと
レオナの履いていたフレアスカートをまくりあげた。
「あ………」
するとルイはそのままスカートの中にもぐりこみ
内腿を強く吸った。
「……やっ…」
瞬間的にこわばる。
ルイの手が優しく内腿を撫でてゆき
そのまま下着に手がかかる。
下着の中が濡れそぼっているのをレオナは自覚していた。
(だめ…やだ……)
「ルイ…だめ、そこは……っ」