第3章 Op.3 家出猫【R-18】
「ん……んふぅ………ぁ……」
指を3本くわえ込んだ蜜壺をクロードはゆっくり刺激し終えると
ベルトに手をかけ、ボトムを落とした。
与えられ続ける快楽に意識が朦朧としていたレオナは
次に何が起こるのか
何も考えられずにいた。
クロードは
ぼんやりとするレオナを見下ろすと
「……優しくしてやるから」
そう言って
猛る己をレオナの蜜壺にあてがった。
「や………い、や………ああぁぁっっ」
クロードの腕を掴むレオナの手に力がこもった。
「いや……い、たい………やあぁぁっ」
レオナの顔が苦痛で歪む。
クロードはそれでも
ゆっくりと密壺の最奥へ
己を深く打ち込んだ。
「ああぁんっ……クロー、ドぉぉっ!!」
奥まで届くと
クロードはそのまま
赤い蕾と胸の頂きを同時に指で弾いた。
「ぁ……っ、……あ…」
その刺激で苦痛が和らぎ
クロードは少しずつ
己を引いたり押したりを繰り返した。
「あ……ぁあ………あっ」
もうレオナは声を抑えることができなかった。
クロードは徐々に律動を早めていく。
締まりが強すぎて、クロードに余裕がなくなる。
レオナの眉間にしわがよる。
「……っ、悪いな……もうイキそうだ……」
「あっ……あぁっ………んっ!」
レオナに気遣う余裕もなく、クロードは律動を速めていき、そのまま彼女の白い下腹部に己の欲をぶちまけた。
クロードは
弛緩しきったレオナの身体をゆっくり抱き起こす。
レオナの顔には
涙の流れた跡が残っていた。
レオナは、自分の白い内腿に僅かに付いた鮮血を
茫然と見ていた。
「……家に帰りたくなったか」
「……」
返事はない。
「お前にどんな帰りたくない事情があるか知らないが」
クロードが顎を掴み、くいっと上を向かせた。
生気のない眼差しがクロードに向けられる。
「俺にこうされることよりつらいことが家にあるなら、お前はずっとここに居ていい…どちらを選ぶかは自分で決めろ」
クロードはそのまま
うなだれるレオナを置き去りにして、シャワールームへ行ってしまった。