第22章 Op.22 永久なる夜【R-18】
水音が部屋に響くのも
今までで一番大きい音のように感じる。
「ああぁっ……ル、イ……っ…や、だめ……あぁっ!」
びくん、びくんと震える腰を両手で捕えながら
ルイは舌での愛撫をやめない。
やがて舌は赤い蕾を捉え
上下にしごかれていく。
「ぁ……あ……あぁっ」
声が漏れるたび、あわせて蜜があふれ出す。
「ルイ……だ、め…イッちゃ…う……」
ルイは蕾を舐め取るのを続けながら
蜜壺へ指を一気に差し入れた。
「んああぁぁっっ……あぁっ…や…!」
指からの刺激と蕾からの快楽が混ざって
レオナはあっという間に絶頂を迎えた。
「はぁっ……はぁっ……っ」
内腿をけいれんさせ、ぐったり横たわるレオナを
ルイは満足そうに見下ろす。
「レオナ…ごめんね、手加減、できそうにない」
力の抜けているレオナの足を抱え
ルイはそのまま猛った己を蜜壺へ差し入れた。
「あぁっ……あ……ル…イ」
レオナの身体の中が
ルイでいっぱいになる。
(ルイ…ルイ……)
「レオナ……」
うちつけられるたびに
ルイの脈動が身体じゅうに広がり
ルイが全身で求めているのを感じる。
「…ぁ…あ……あぁ…っ」
「…レオナ……レオナ、俺を見て」
見下ろし律動を繰り返しながら
ルイはレオナと視線を通わせる。
「レオナが、好きだよ…愛してる」
汗が雫になってルイの顔を伝う。
ルイはレオナに覆いかぶさり、レオナの耳元に唇を寄せる。
汗ばんだお互いの肌が密着し
お互いの体温が共有される。
「ずっと…俺のそばにいて」
「あ……ルイ……んんっ!」
ルイは下を強く突きながら名前を呼ぶ。
「…レオナ……レオナ」
ルイの声で名前を呼ばれるたびに
身体が満ちていく。
「ルイ……あ……大、好き……っ」
「レオナ…」
「ぁ……んっ…す、き……あ…っ」
止まらない律動に翻弄され言葉がうまく出てこない。
「…ん……ごめん、もうダメ……我慢できない」
ルイはレオナの顔の横に手を突いて
一気に律動を速めていった。
「あっ……ぁ…あ……あぁっ!!」
ルイのほどばしる熱い白濁が
溢れるほど注がれていった。