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【名探偵コナン】【まじっく快斗】本物の魔法使い。

第6章 一発の銃弾と愛らしさ。


「灰原。」
なによ。
の睨みにも怯むことがない。さすが名探偵。
「そのケーキのこと、どこで知ったんだ?」
「タウン誌だけど・・よくチラシと一緒に入ってくる、この辺りの駅前や他の場所でもよく見かけるありふれたやつよ。」

へぇー。
なるほどねぇ。

「つまるところ、犯人は毎回そのタウン誌で狙う店を決める。
タウン誌で目立つ特集でもくまれたお店なら、
少なくても必ず現金がある、と。
それなら逃走経路がいくらでも確認できるわけだ。
小さなマップがついてるもんね。徒歩何分とか。」
『工藤』くんモードのまま推理を言いそうになってたから、
一応、ここはオレが先に気がついたことにする。
「う、うん。
だってそうでしょ?近所で有名になったお店なら時間にだけ気をつければ絶対誰か人質にできる人がいるし、フェアとかセールの情報にあわせればどれくらいのお金があるかもって予想できる、プロフィールとかが書いてあれば何かスポーツをやってたひとのいるお店を省けるし夢夜にーちゃんの言うとおり地図もついてるから自分で調べなくていいから次の犯行までの時間も短くてすむじゃない!」
そっか!じゃあ、犯人はタウン誌が手軽に手に入るこの近辺ってことね!
さすがコナンくん!

うーん。
このやりとり、なんかすごいな。
『コナン』くんに戻るには多少頭が冷えなきゃとか?
・・大変だなぁ、それ。
「お疲れ様。」
「どぉもー。」
足元の声はもう慣れたって感じにさめている。
そんな会話のあたりでコナンくんが戻ってきた?
「・・・どうしたのさ、微妙な顔して。」
戻ってきたコナンくんは何かが引っかかるって顔をしていた。
「なんか気になるんだよなー、こう・・なにかに気がついてねー感じが。」

続きの言葉はかき消えた。
ブォン。ブォン。
という、独特のエンジン音によって。
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