第6章 一発の銃弾と愛らしさ。
向こうの通りを行けばすぐだ。
次の瞬間、聞こえてきたのはパトカーのサイレン。
その前をものすごい勢いで一台のバイクが走っていく。
パトカーの入れない細い路地に逃げ込まれ、真っ赤な車から降りてくる刑事さん。
佐藤刑事に高木刑事、だっけ?
知ってるけど、初対面。
オレは管轄が違うから。ね?
降りてきた二人にいつもと同じ、とばかりに
サッカー少年を筆頭にして声をかけに行く。
あら?コナンくんじゃない。
と
うわ!コナンくん!?
の二人の冷静さの違いは見事な夫婦漫才レベル。すげーと思いました。
でも二課が出てくるのは穏やかじゃないね。