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【名探偵コナン】【まじっく快斗】本物の魔法使い。

第3章 キミに会いに。


「えっ!?私、空手のこと話したっけ!?」
心底驚いたって顔がいやぁ、かわいいわこれは。
「トロフィー飾ってあったよ。」
その後のなんとも恥ずかしそうな・・しまったーって表情とか。
これは放っておけないって思えてきちゃうし・・・からかいたくもなるわ。
「トロフィーの横とか、他の写真もそうだけど園子ちゃんと・・工藤新一くんだっけ?
必ず写ってるよね、彼氏?」
「彼氏っていうか・・ダンナ。」
「へぇー。」
「ちょっとやだ!違う違う違います!!それになんで新一のこと知ってるんですか!?」
真っ赤になるとこが心底かわいいんだけど、
・・・麻痺ってこわいな。
「新聞とかに散々乗った高校生探偵でしょ?有名人有名人。
新聞にのってた時の制服って帝丹高校だよなと思ってたし。ちゃんとニュースもある程度みますよオレは。」
「・・そういえば制服のまま写真撮られちゃって、学校がちょっとパニックになったよーな。・・入学したてだったのに。」
「あったあった、そんこと。何よ?蘭てば忘れてたの?」
うん、と答えるからには本気で忘れてたか・・もっと強烈な思い出で上書きされた、かな?
「だいたいの大会には応援に来てくれてたっぽいよね。
で?いつからダンナになったって?」
今度はこっちが満面の笑み。
いやぁ。・・ここは聞いとかないと。ねぇ?
「ちょっ!あああの違うんです!!ほんと!ほんとにちがっ・・」
直球で聞いたせいなのか、それとも照れてるのか。
どもりすぎて何を言いたいのかイマイチの友人を見かねて
ちょいと旦那、お耳を拝借。とされたので・・もちろん、乗った。
「ほー。幼なじみで告白済みと。ダンナだねたしかに。」
かくかくしかじかくらいに略されているけど十分に意味は伝わる。
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