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【名探偵コナン】【まじっく快斗】本物の魔法使い。

第3章 キミに会いに。


『はい?』
全員できれいにハモるの今はやめてクダサイ、お兄さんちょっと泣きそうだから。
「今マネージャーから緊急連絡があったりとかいたしまして
撮影期間中宿泊予定のホテルがあったりとかしたんだけど
今朝連絡したら誰も電話に出なかったりしたりして
あれ?と思って様子を見に行ってくれたら・・・・・・閉店しましたってシャッターに書いてあったって。」
『ええー!!』
この辺りでオレの気力はほぼゼロなんだけどね!?
おかげでなんだが口調がおかしい。自覚してます。
「それでまー、ドラマの撮影なんて予算というものがあるわけで
その上で長期でホテルやら宿泊施設なんて空いてるわけないんです。
他のスタッフとかキャストの皆さんは撮影場所からやけに遠いとこに住んでたり!
そもそもご結婚とかしていたり!!
さらに言うならメインキャストだろーが新人同然のオレなんぞより
メインじゃないけど大御所の方のほうが優先しないとあれなわけで
その上脚本できてないからってご機嫌ナナメだけど放送開始はあっとゆーまにくるわけですよ、学園物なのにロケ現場の学校に撮影断られたし!!
なので前言撤回。下宿させてください。マジで頼みますんで。
せめて第2話くらいまででいいんですんで。そんでもって誰か学校経営してる人いませんか?」
・・とりあえず、全部言ってみました。
いろいろ限界だけどもっちゃん、電話で半泣きだったから。
オレも半泣きの気分なのでソファに埋もれている状態だったりする。
「・・・エンディングテーマ歌うのオレなんだけどPVできてないし、
PV撮影が学校の屋上の予定だったんだけどあ、学校ない。」
「あの〜、夢夜さんは俳優さんじゃ?」
「一応、メインは歌手さんですよ〜・・なんか久しぶりに俳優ぽいことするけども
いや、オレの新曲はいいんだけどどこでも歌うし?
それより左文字さんだよ、毎話ごとに過去を語って一句詠むのが楽しみだって・・
一番の見どころはそこですよ。」
・・・なんで宣伝してるんだろう?
たぶん、予想以上に小さな探偵君がさらに小さくなってしょんぼりしちゃったからかな?
とりあえず、次に脚本家に会ったら出会い頭にラリアットをかまそう。
「えっ?全話に出るんですか!?左文字役で!?それにあの曲・・新曲なんですか!?」
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