第11章 ポートマフィア 「Xmas Party.」
尾「おや、それは本当かい?」
森「嗚呼…中原君に選んでもらったよ。」
エ「へぇ〜チュウヤ、いいセンス!」
中「有り難きおことば…」
『姐さん、隣 失礼しますね。』
尾「おおよいぞ。」
『姐さんはこの葡萄酒何か判りますか?』
尾「ああ、シャトー ラトゥールの59年ものじゃろ。」
『ご名答。流石ですね。』
尾「然し、よくこれが購えたの。」
『はは、少し痛かったですけどね。』
尾「幾らした。」
『んー300万程ですかねぇ。』
尾「おや、お主がそれ程を持っていたなんてね。」
『まあ、小さい頃からの貯金とかもありますから。』
尾「そうか。」
はいと返事をしながら葡萄酒に手をつける
この匂いとこの味がいいんだよね…
森「却説…今回の晩餐会の本題にはいろう。」
尾「そんなのもあったのう。」
『で、機密情報でしたっけ?』
森「嗚呼…あの組織ははっきりと云うがマフィアにとっても厄介だ。潰すにはその機密情報が必要でね。」
中「あの組織にとってその情報は命を捨ててでも守りたいものですか。」
『変な組織。』
芥「では、僕が単独で…」
尾「それはやめたほうがよかろう。」
芥「何故…」