• テキストサイズ

1432

第4章 旧双黒 「三角」


中也side

ガチャ
『太宰、入んぞ。』

「おぉ、中也来てくれたんだね!」

『驚いてねぇでいいから、用件だけを云えよ。』

「仕方ないねぇ。」

『ったく……』

「中也は唯の事好き?」

『はぁ?頭イカれてんのか!?』

いきなりなんだよ此奴

「嘘はいらないよ中也。」

『手前には関係ねぇことだろ?』

「関係有るから聞いてるんじゃないかぁ〜」

『巫山戯んな。』

「私は巫山戯てなんかないよ。」

『……手前は好きなんだろ?』

「そうだよ。私はあの子の事が好きだ。」

『っ……。だったら、俺に云わずにアイツに云ってやれよ。』

「中也はそれでいいんだ〜?」

『何が云いたいんだよ。』

「自分の好きな子が他の奴に奪われて。」

『……知るかよ。』

ガチャ

「其の詞、勝手にしていいって事で受け取るよ〜?」

『勝手にしろよ。』


太宰の奴何考えて……
/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp