第11章 6日目の色欲
「そんなによかったですか?まだこれからですよ。」
「…っ!うん……い、いれて、くださいっ!おねがいしまふっ…っ!」
ネグリジェを巻き上げると苦しそうに息をつきながら悲鳴混じりで懇願してきた。
こちらも糸が切れそうだ。
先端を割れ目に這わせて潤滑蜜をまとわせると、いとも簡単に全てを飲み込んだ。
「ぁぁあああぁぁぁ…っ!!!」
圧迫感と、散々の焦らしで、ルルさんはまた絶頂を迎える。
「やぁっ!きもち、いいですぅっ…!!!」
首にしがみつき、脚を絡ませて、必死に必死に自分を求めてくる。
糸が切れる音がした。
「壊れても、知りませんからね。」
ぐっと脚先に力を入れると打ち落とすように楔を激しく打ち付ける。
「あっ!あっ!…っ!また、またいっちゃっ!!」
そのまま達したルルさんを気にせず打ち付ける。
敏感になった中が擦りあげられるのを待って、またすぐに伸縮する。
まとわりついて私をぎゅうぎゅうと絞り上げ、一息つく間もなく悲鳴と共に果てた。
溶け合いそうな程抱き締めあい、とろけた顔でキスを求めてくる。
最高の至福でおかしくなりそうだ。
それに答えるように優しい口付けをし、口内をなぞる。
「んっ、…ジェイドさん、……っんふっ……」
「なんですか?」
「んんっ!ジェイドさん、ちゃんと、きもちいいですか?」
「…ええ、とても。」
こんな時に気にかけてもらえて、くすっと笑ってしまった。
「あっ…っジェイドさん……!わたしは、いつか、もしかしたら、ひぁっジェイドさんに捨てられちゃうかもしれませんっ……」
はらはらと涙を流しながら、意識が朦朧としているのか。いきなり言い出す彼女。
「捨てませんよ。」
「で、でも、わたしは、っあ…!それでも、いっしょにいるあいだは、ああっ!!ジェイドさんが、はぁっ……好き……」
驚いて一瞬動きを止める。
こんなに酷いことを毎日させても……。
「数日間しか、まだ一緒にいませんけど、ぜんぶ、好きなんです…あっ……!」
「私もですよ。」
「わたしとまだ、いっしょに、いていただけ、あっ、あっ、やんっ!!!」
照れ臭くて嬉しくて、身体を反転させて更に突いていく。
奥の入り口が私を待っている。
「ずっと。一緒にいましょう。」
「はぁぁぁっ!!きもちいっ!!!」
「離しません。ずっと愛してます。」
「あああっ!はなさな、いでっ……あああっ!!」