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互換性パラノイア【TOA】【裏】

第11章 6日目の色欲


眼鏡のレンズを拭きながら部屋へ戻ると、既にベッドに潜っているルルさん。
やはり考えすぎか、と近付くと、彼女の肩がびくっと揺れた。
「あっ…ジェイドさん…っ…」
「どうしたんですか?」
「いえ、なんでもないです…っ」
熱い吐息が漏れる。近付くと少し後退りする。
キングサイズと言えど、ベッドには終わりがある。
バランスを崩して落ちそうになる彼女の腕を、はっと掴む。
「や、ごめんなさ……!」
「どう……」
言葉を続けようとしたところで、掴んだ手が濡れているのに気付いた。
効能は予想通り。
うるうる見つめてくる彼女にはいつも以上に熱の色が浮かんでいた。
「ジェイドさんっ!熱いです…っ、むずむずしてて、触って、くださっ……あっ!」
擦り合わせていたのか太股はぐっしょりと湿っている。
「ああ、かわいそうに。治してあげましょうねぇ。」
自分でも驚くくらい、興奮していた。

「…あっ……いあっ……っ」
身体を満遍なく舐めあげ、指で平で撫でる。
気紛れに唇を奪うと、ひくひくと軽く達する。
胸の先端をちゅっと吸い上げると、甘い悲鳴と共に呆気なくまた達した。
どこを触っても感じるのか、揺れるシーツや私の髪にまでひくひくと身体を震わす。
「やぁっ、ま、また!またいっちゃう……っ!!」
「いいですよ。」
「いにゃああっ!!…んっ!!!か、かみ!髪がそこ、さわっちゃっ!!やらぁ!!!」
流れてくる髪が首もとや耳に触れて、ひくひくと痙攣しながら果てる。
涙を浮かべ耐える姿は、この世の物とは思えないくらいに私を興奮させる。
「ああ、そんな簡単にイッて……。もちませんよ?」
胸元で息を吹きかけながら囁くと、腰が震えていく。
私の声にまで感じて。なんて可愛らしい。
胸に、腹に、キスをしていく。辿り着いた割れ目にちゅっと音を立てて吸い上げた。
「ひやぁぁぁぁっ!!!」
「すごい蜜ですね、溢れて止まりません。」
「やっ!言っちゃやだっ!!やぁぁぁっ!あっ!また、また!変っ……!!」
ガクガクと揺れる下腹部。舌を挿入すると熱く吸い付いてきて離さない。ざらついた中とあふれでてくる甘い蜜。
花の香りがまるで脳内麻薬のように私の理性も奪っていく。
「もう、……っだめっ!!んんっ…!!」
ぷしゅっと中から透明な液が吹いてくる。
シーツに水溜まりを作ると、恥ずかしそうにごめんなさいと言った。
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