第9章 5日目の好色
チェストから丁寧に畳まれたワンピースを出すと、下から履かせた。
脚がフラフラしているルルさんを立たせ、袖を通させてからファスナーをゆっくりと上げた。
「似合いますよ、本当に。」
ねっとりとした口付けをすると、また腰が震えだした彼女を支えながらゆっくりと角度を変えていく。
「んっふぅ……」
潤んだ瞳、赤くなった頬、互いの唾液で濡れた唇。
顔を離すと今にも崩れ落ちそうな体勢だった。
「大丈夫ですか?」
腕で支えながら、またわざとらしく聞く。
「も、もう、ダメです……っ。」
「何がですか?」
「ジェイドさん……」
太股を擦り合わせている時点で察しはついている。
どうしても口から言わせたい。
「どうしたのですか?」
「あっ、そんな、いじわる……っ!」
泣きそうな顔でまた私を見つめてくる。
「い、入れて、ください……」
語尾が小さくて聞こえにくかったが、今の彼女はこれが限界だろう。
「いいですよ。」
スカートを捲りあげ、壁に手を付かせる。
「足、少し開いて。」
対格差が少し心配だが、私が少し屈めばいけるだろう。
ぐっと押し込むと、待ちわびていたかのように熱く絡み付いてきた。
「やぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「…っ!」
奥まで到達しただけで痙攣する中に、一瞬耐えなくてはならなかった。
「んはぁっ!くらくら、するっ!んん!!」
壁についてる指に力が入り、指先が白い。
「やっ、また、おかしく…、なっちゃうっ!!」
いつも突いている所が少し深く突ける。
こちらも先端が刺激されて簡単に達しそうになる。
形のいい小振りの尻を少し持ち上げ、色々な角度から抉れる体勢にする。
「はぁ……いいですよ、どんどん気持ち良くなって、ください。」
「あっあっ、あっ!!」
擦る度に出るあえぎ声が脳内に響いて弾ける。
ルルさんを反転させて抱き上げ、壁と自分の間に完全に挟むと、ミシミシ音をさせながら更に中を抉られる。