第55章 【番外編】変態の彼女
「ん…ちゅぷ…」
こんなことさせてるなんてバレたら殺されるんじゃないか。
眉間に皺を寄せ、与えられる口淫に耐えながらぼんやり親友の姿が浮かぶ。
「んん、ぁ、ごめんなさ、痛かったですか?」
「…っ、や、大丈夫、もう少しだ…。」
また後頭部を抑えると、上下に動かしてまた与えられる刺激を楽しむ。
毎日可愛がられてるだけあって、結構うまいな……。
「…っ!」
痛いくらいに張ったそれは、呆気なく彼女の小さな口で弾ける。
「…んふぅっ!!けほ、けほ…。」
あまりの量に飲みきれなかった物が口の端から垂れて制服を汚していく。
赤く火照った肌、あどけないのに色気のある顔、自分ので汚れた髪と服…。
(これは……ダメなやつ……。)
さっきの飲み物の効能のせいか、大分ねじが緩んでいるのがよくわかる。
参ったな…、なんて思いながら下半身はまた天井を向いていく。
「ぁぁ、ご、ごめんなさい、あまり気持ちよくなかったですか…?」
心配そうに、恥ずかしがりながらそんなことを聞いてくる。
ヤバいとはわかっているがもうどうにも出来そうにない。
が、さすがに下を使わせる訳にはいかない。
素直で可愛い娘にそんなことをさせて罪悪感を抱かないわけがない。
「すごく良かった…。もう一回だけ、いいか?」
掠れた声でなんとかそう答えたが、もう一回で終らせられる気がしない。
熱いのと冷や汗と、変な気持ちと、よくわからない。
口に含まれた瞬間に、大半のことがどうでもよくなる。
「…くっ…。」
裏筋を下から上へ舐められ、鎌首のすき間、割れ目に舌先が行き来し、離されたかと思うと口内に半分近くを納められる。
俺との体格差もあってか、そこが限界なのだろう。
既に先は喉奥にあたり、妙な快感を感じる。
「ちゅぷ、ん、ちゅ……」
なんて熱い息を掛けられたら違う方にも痺れるような感覚になる。
(ずるいな、アイツ。合法でこんなことしてんのかよ…。)
「悪い、また出るっ…!」
じゅくじゅくとした水音が響くと、いつもより大分早くにまた口内に白濁した物を吐き出す。
「ん、はぁ……。」
慣れたように彼女は飲みきれなかった物を手のひらに吐き出した。
それを手に馴染ませて潤滑油の変わりに俺のモノに擦り付け、手で刺激を与えてくる。
(何ヤらせてんだよアイツは……!!!)