第8章 1つの忠告と1つの勘違い
流「が男と付き合うの腹立つ…」
「え?聞こえなかった。なに?」
流「なんでもないわ、ほら下に行こう」
もう8時やしさ、
と携帯をかざす流星くん
「あ、」
未送信メールに章ちゃんへのメール。
でも、もう大丈夫。
私は章ちゃんに送ってリビングへ
照「おお、お前らおはよ〜飯やで〜」
崇「神山作、特性オムライス!」
流「は俺の隣。やんな?」
いつも智くんの隣の私を
無理やり引っ張って流星くんの隣へ
「しゃあなし」
ふふ、と笑うと
よっしゃあと喜ぶ流星くん
智「え。なんなん。2人だけ仲良しせこい」
望「俺らを置いてけぼりにせんといてや」
「2人とも、ごめんなさい…」
2人にすべてを話した
女の先輩に言われたことも、
流星くんが解決してくれたことも。
「章ちゃんとは友達に戻ろうって送った
都合がいいかもしれないけど、
2人とまたいつも通り仲良くしたい…」
だめかな、と2人を見ると
嬉しそうに満面の笑みで
2人は私を見ていた
智「あああ当たり前やろ!!」
望「不足〜あ〜嬉しいいいっ…」
照「知らんうちに喧嘩して仲直りした」
崇「今回の騒動も3人が悪いやん、んなもん。
女子達をちゃん牽制出来てへんし、の事を
守りきれてないからこういう事態になってるやん」
あかんわあ、兄ちゃん心配やでー?
と私の頭を撫でる濵ちゃん
「濵ちゃん大好きーっ」
崇「ふはっ、照れるやんけっ」
はよ食えっ
と照れ隠し。
望「俺にも言うてやぁぁぁぁぁっ」
流「うるさいなあ望」
智「しばらくビックベイビーやわ」
照「うそやーん…」
望「なんで濵ちゃん!に!だけ?!」
崇「うるさいな、ええやんけ別に!」
「もお〜こっちに来ないでよ」
望「今日からベタベタにくっつくって決めた」
「はあーほんとやめて、やだ」
崇「嫌やってぇ〜望ぅ。どんまいっ」
望「わあ!っるさい!だまれ!めげへん俺は!」
「少しはめげろ」